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● ゴールドコースト・マラソン エントリーフォーム表紙
またこのセリフを書かなければならなくなった。
『
「はやぶさ」の話をしたら、
カンペイについても語らないといけない。
』
カンペイは元気です。
もちろんそれはサイトを見ればわかること。
「はやぶさ」帰還の前日の6月12日、全ての治療を終えたということです。
『
2010.06.12 16:20 [DAY543]
http://www.earth-marathon.com/2010/06/12/
治療終了!!
篠原先生とシュウ先生のお2人から
治療終了のお墨付きを頂きました。
詳しくは動画クリップで!
>>>>>>>約1ヵ月半にわたる放射線治療が終わり、遂に最終診察です。
さて、先生たちはどんなお話をしたのでしょうか?
その動画クリップはこちら!
http://www.youtube.com/watch?v=gvsSdMwpmWk&feature=youtube_gdata
』
『
2010.06.12 16:22 [DAY543]
http://www.earth-marathon.com/2010/06/12/
お礼の、、、。
篠原先生とシュウ先生にはお礼のぷ〜ならぬ、
お礼のニューバランスです。
2人とも寛平モデルブルーのニューバランスを履いて、
今後はサンフランシスコを走るそうです。
皆さんも寛平モデルのニューバランスを見かけたら、
合言葉は「アメマ〜」でお願いします
』
「はやぶさ」はウーメラ砂漠に帰ってきた。
野口さんはカザフスタンの砂漠に帰ってきている。
残るはカンペイのみ。
トルクメニスタンの最後の中継は4月15日であった。
あれから2カ月、治療は終了した。
いよいよ、トルクメニスタンへ帰還する。
が、その前にトレーニング。
何しろ、1日50kmは走らねばならぬ。
いまは10kmほどだという。
30km走れるようになれば帰れるだろう。
あとはアジアの大地でじわじわと距離を伸ばし、60kmまでもっていけばよい。
まずは30キロである。
なら何時、ツルクメニスタンに戻れるか。
クツベーは7月4日、GCマラソンに華麗にデビューする。
これはおよそ治療終了から3週間目にあたる。
おそらく、この日前後にカンペイは再スタートを切ることになるだろう。
カンペイが先か?、クツベーが先か?
カンペイが治療中の5月21日、金星探査機「あかつき」が打ち上げられた。
今年12月に金星に到達するとういう。
そのとき、カンペイはどこを走っているだろうか。
「あかつき」は約2年かけて金星の大気の調査をする。
「あかつき」が運用停止になるまでにカンペイは日本へ帰れるか。
「はやぶさ」に代わって、今度は「あかつき」がカンペイの伴走者になる。
カンペイは中国を横断したらヨットで日本へ向かう。
● 宇宙ヨット「イカロス」
そのとき、「あかつき」といっしょに打ち上げられた
宇宙ヨット「イカロス」
は何処を航行しているだろうか。 イカロスは風ではなく、太陽の光の力を受けて進むという。
「光に力」がある、まずこんなこと中学の理科では習らわない。
「光には重さがない」、これが一般常識・セオリーである。
重さがないなら圧力は発生しない。
ならヨットの推進力にはならない。
プレッシャーがあるということは、光に重みがあるということ。 「光が重い?」
確か「E = mc2 」で、もし光に重さがあるとこの式は成立しないと思っていたのだが。 最近の物理学は古ぼけた老人の常識では理解できなくなっている。
さて、妖怪クツベーはGCマラソンにエントリーしました。
「走れるの???」
大丈夫だと、、、、、思います。
4月には脱水症状になり、風邪を引いて1回練習を休みました。
5月にも風邪を引いて休みました。
週1回しか走らないので、休むと次は半月後になる。
半月走らないと、若干やり直しになる。
「風邪引いた、風邪引いた」と、走らないでいい喜びに浸ったことも確かである。
でもエントリーしました。
どうして、もっとギリギリでもいいだろう。
だが、そうはいかないのです。
上のフォームでみるように6月2日までにエントリーすると20ドル安いのです。
つまり85ドル、これが6月3日以降になると105ドルになります。
ケチと言われそうですが、こういう文面をみせられると、6月2日までに決断せざるをえなくなるでしょう。
なを、上の文書で申し込みをすると85ドルですが、これをインターネットでやると5ドル、デイスカウントされます。
また、老齢者はさらに5ドル、デイスカウントされます。
よってあわせて10ドルの割引になり、75ドルということになりました。
● TAX INVOICE(領収書)
お金を払い込んでしまった今、もう後には引けません。
引けば75ドルを捨てる、損したことになる。
それは、モッタイナイ。
絶対できない。
いまはガンバッテ、ガンバッテである。
そういえば以前、日本の応援を聞いた隣にいたオッサンから、
「ガンバッテとはなんだ?」
と聞かれたことがある。
「うううう」
わからない。
しかたがないから、
「GOGOGO!」
と、答えておいた。
するとこのオッサン、フルマラソン参加で疲れはてて歩道にしゃがみこんでいる青年に「ガンバッテ、ガンバッテ」と声をかけのである。
日本人に言われたなら無視できるが、このオッサンではちょっと。
青年は体にムチうち立ち上がり、ヨタヨトと走りはじめた。
なんとも可哀想に。
その姿を見てオッサン、「ガンバッテ」を言うのが面白くて楽しくしかたがないといった風で、道路際で一呼吸入れているランナーを見るとガンバッテ声援をやり始めたのである。
まったく大きなお世話、はた迷惑なことである。
ところで調子は
「最高!」
である、はずである。
妖怪の呪いも、脱水症状、風邪その1、風邪その2、ともう3つやった。
これで消えたであろう。
6月は冬で、やっと運動のできる季節に入った。
「ダイジョウブ、ダイジョウブ」
シルバーカラーの「クツベー」を身にまとい、
「クツベーよ、君の勇姿を期待する!」
私の足元で。
「私はすこし無理、でもシルバー・クツベーが走ってくれる」
てな具合にならないかな。
ならないだろうな。
あまりに他力本願すぎる。
[◇]
なんと、カンペイがトルクメニスタンへ出発したという。
おい、大丈夫か。
もうすこし体を慣らしてからのほうがいいのじゃないのか。
すこし焦っていないか。
無理していないか。
でも、判断はカンペイがすること。
『
時事 JIJI.COM (2010/06/17-07:30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010061700109&j1
地球1周マラソン再開へ=間寛平さん、がん治療終了-米
【サンフランシスコ時事】マラソンとヨットで地球を1周する「アースマラソン」を前立腺がんのため一時中断し、4月下旬から米サンフランシスコで治療していたタレントの間寛平さん(60)が16日、再開に向け同地から中央アジアのトルクメニスタンへ空路出発した。
空港ロビーに姿をみせた間さんは開口一番、
「世界中から多くの励ましを頂いて心強かった。体調は万全です」
と元気な様子。
大阪の最終ゴールまで残り約8,000キロを制覇するため、
「一日も早く再開し、一歩でも前に進みたい」
と話した。
同行者によると、完治はしておらず、再開後も定期的に血液検査を行うという。
』
『
2010.06.17 13:40 [DAY548]
http://www.earth-marathon.com/2010/06/17/
トルクメニスタンへ出発!前立腺がん治療終了、アースマラソン再開へ!
今、正直言うて、めちゃめちゃ足が痛いです。
副作用かもわかりませんね。
これは徐々に痛みは無くなってくると聞いてます。
毎日だいたい10kmくらいは走っているんですけど、なんかしらんけど足がものすごく痛くて。
僕が思ってたんは、毎日50km走ったけど、急にボンとやめたでしょ。
せやから足にきてんのかーと思ったんですけど、先生がとりあえず薬を飲めと、多分痛いと思うから、新しい細胞とかできて治っていくから痛い時は飲めと、無理せんでいいと言われました。
初めて病気になって、こんな気持ちになったり、経験した事も、ほんま病気になってない人にはわからない。
絶対負けんとこって思うわ。どんなことがあっても負けへんよ!
足めちゃめちゃ痛いけど、くっそー、この痛みに負けへんでー!っていう気でよっしゃ、50km絶対行ったる、って気になる。
痛みに負けへん!!
やるぞー!行くぞー!大丈夫!これから戦いに行ってきます!
みなさん、応援宜しくお願いします!待っててください!
いざ、ゴールテープを結んできた地・トルクメニスタンに向かい、アースマラソン再開です!
みなさん、引き続き熱く温かい応援を宜しくお願いします!
[★]
約2ヶ月間におよぶサンフランシスコでの治療を終えた寛平さん。
いよいよトルクメニスタンからの再スタートに向かいます!
これまで寛平さんが歩んだ道のりをまとめました。
アースマラソンを初めて知った方や、
今までの道のりを一気に振り返りたい方は、ぜひご覧ください!
>>>>>>>①日本編 大阪スタート(2008.12.17)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>1stステージダイジェスト動画 (大阪~鴨川)
>>>>>>>②太平洋編 鴨川出航(2009.1.1)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>2ndステージダイジェスト動画 (鴨川~ロサンゼルス)
>>>>>>>③アメリカ編 ロサンゼルススタート(2009.3.13)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>3rdステージダイジェスト動画 (ロサンゼルス~ロッキー山脈)
>>>>>>>4thステージダイジェスト動画 (ロッキー山脈~ニューヨーク)
>>>>>>>④大西洋編 ニューヨーク出航(2009.7.14)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>5thステージダイジェスト動画 (ニューヨーク~ル・アーブル その1)
>>>>>>>5thステージダイジェスト動画 (ニューヨーク~ル・アーブル その2)
>>>>>>>⑤ヨーロッパ編 ル・アーブルスタート(2009.8.22)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>⑥アジア編 ボスポラス海峡横断(2009.12.14)のブログ記事はこちら!!
>>>>>>>6thステージダイジェスト動画 (フランス~イラン)
』
残り、8,000kmというと、休みを均して1日40kmとすると、200日となる。
ということは1年かからないということになる。
8カ月か9カ月、とすると来年の3月末までにはゴールできることになるが。
● 花いろいろ