2010年5月6日木曜日

ツチノコ? (1) :正体は

_


● Australian Tuchinoko ?


 インターネットを検索していたらこんな記事に出会いました。
 岐阜新聞のサイトから。
 岐阜県東白川村の「ツチノコ"大捜索」"が5月3日に行われました。

400人でツチノコ“大捜索”…今年も見つからず
岐阜新聞web  2010年05月04日09:31
 
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100504/201005040931_10606.shtml
-----------------------------------------------------------------------------------
 幻の生き物ツチノコを捜す「つちのこフェスタ2010」が3日、加茂郡東白川村神土の中川原水辺公園などで開かれ、約400人が新緑あふれる山中の茶畑で懸命の“捜索”をしたが、今年も残念ながら発見できなかった。
 同フェスタは、村内でツチノコの目撃情報があったことから約20年前に始められた。
 今年の発見賞金は121万円。
 最初は100万円だったが、毎年1万円ずつ積み増しされてきた。

 フェスタには県内や愛知県などから親子連れや若者らが訪れた。
 3つの捜索班が結成され、保育園児の踊りなどの激励を受け出発。
 山道を約20分歩き山中の茶畑に着くと、参加者は棒で草むらや木の根もとをつつくなどしてツチノコを捜索した。
 会場には村の特産品やツチノコの形をした五平もちなどを販売する屋台なども並んだ。


● 茶畑で幻の生き物ツチノコを探す参加者ら=加茂郡東白川村神土

 未発見!、残念無念!
 
 東白川村とはこんなところです。


東白川村
http://www.vill.higashishirakawa.gifu.jp/con4aa.htm

 「ツチノコ」って見たことあります?
 もちろん私はまだです。
 おそらく日本人の99.999%は見たことがないと思います。

 ツチノコという言葉は聞いたことがありますが、いかなるものかを知ったのはマンガでです。
 「ちびまるこちゃん」とノッポとデブと3人で裏山にツチノコを獲りに出かけるというのがありました。
 このときツチノコなるものを知りました。
 ちなみに、ツチノコを獲りにいくというテーマではドラエモンにもあるようですが、このマンガは見ていません。


● 『和漢三才図会』の『野槌蛇』(江戸時代)

 小さい頃のこと「タツノオトシゴ」というのを絵でみたことがあります。
 そのとき、これはきっと想像上のものに違いない、と思いました。
 どうみても水中にすむ生命体には思えない。
 空想物体である。
 後に魚だといわれ、実際に水槽の中に入っているのを見て、何とも奇妙な感慨に襲われました。
 あれはぜったいに、想像上の生物であるべきだ。
 この水槽の中のものの方が間違っている、と。

 ツチノコをwikipediaで見てみる。

 ツチノコは、日本に生息すると言い伝えられている未確認動物(UMA)のひとつ。
 鎚に似た形態の、胴が太い蛇とされる。
 北海道と南西諸島を除く日本全国で目撃例がある。

* 普通のヘビと比べて、胴の中央部が膨れている[1]。
* 2メートルほどのジャンプ力を持つ。高さ5メートル、前方2メートル以上との説や、10メートルとの説もある
* 日本酒が好き。
* 「チー」などと鳴き声をあげる。
* 非常に素早い。
* 尺取虫のよう体を屈伸させて進む、尾をくわえて体を輪にして転がるなどの手段で移動する。
* 鼾をかく。
* 味噌、鯣、頭髪を焼く臭いが好き。
* 猛毒を持っているとされることもある。


● 立ち上がるツチノコの模型

 テレビ番組などで、ツチノコ捕獲に成功したとする話も取り上げられるが、
 「たたりを恐れて逃がした」
 「死体が消えてしまった」
といった理由で追求が打ち切られ、客観的にその存在を証明できた事例は無い。


● 井出道貞『信濃奇勝録』に描かれた「野槌」。
  最も古いツチノコの図像といわれる。

 ツチノコという名称は元々京都、三重、奈良、四国の北部などで用いられていた方言だった。
 東北地方ではバチヘビとも呼ばれ、ほかにもノヅチ、タテクリカエシ、ツチンボ、ツチヘビ、土転びなど全国で約40種の呼称があり、ノヅチと土転びは別の妖怪として独立している例もある。


 客観的にその存在を証明できた例は「ない」とある。
 よって
 「UMA:Unidentified Mysterious Animal:ユーマ」、
すなわち「未確認動物体」と言われているという。
 そんな背景があるので、ツチノコをインターネットで調べると、これ何とも面白い。
 
 その最たるものが「WANTED懸賞賞金
 同じくwikipediaから。


1]..
 岐阜県東白川村は目撃証言が多く、全国でも有数の多発地帯といわれる。
 毎年5月にはツチノコ捜索のイベント「つちのこフェスタ」が行なわれ、捕獲賞金もかけられている。
 同村には日本唯一のツチノコ資料館である「ツチノコ館」や、ツチノコを祀った「つちのこ神社」もある。

2]..
  新潟県糸魚川市能生地区の山中でツチノコが目撃された。
 2007年には同市の有志によるつちのこ探検隊が、捕獲者に1億円を提供すると発表した。
 2009年5月にも、賞金を目指して通算4回目のツチノコ探検ツアーが開催されたが、未発見に終わった。

3]..
 兵庫県では、但馬地方に50件以上の目撃情報がある。
 香美町では「美方つちのこ探索隊」が結成されており、捕獲したツチノコを飼うための「つちのこ飼育庭園」も設置されている。
 千種町(現宍粟市)では捕獲に2億円の賞金をかけたこともあり、ツチノコの懸賞金としては過去最高額。

4]..
  2000年5月21日、岡山県吉井町(現・赤磐市)でツチノコ状の生物が発見され、数日後にも同様の生物の死骸が発見された。
 ツチノコではないかと話題になったものの、川崎医療福祉大学の鑑定によりヤマカガシと判明し、ツチノコになれなかったヘビとの意味で「ツチナロ」と命名された。
 同町ではこの一件でツチノコ生息スポットとして脚光を浴び、ツチノコ特別捜索隊が結成され、ツチノコの生け捕りに2000万円の賞金がかけられており、1年に1万円ずつ上乗せされ、2008年の時点で2008万円に達した。


 これだけではないのです。
 ツチノコ情報について非常に充実してサイトがありました。
 興味のあるかたは是非のぞいてみてください。
 その中から賞金リストを。

幻のツチノコ

http://www.d1.dion.ne.jp/~k_nozaki/maborosi.htm

●ツチノコにかかっている賞金
奈良県下北山村 ツチノコ生け捕り賞金百万円
岐阜県東白川村 ツチノコ生け捕り賞金百万円 平成元年以降年に一万円ずつUP
広島県上下町 平成元年ツチノコ生け捕り賞金三百万円
兵庫県美方町 ツチノコ生け捕り別荘地百坪
兵庫県千種町  ツチノコ生け捕り賞金三億円
和歌山県すさみ町 ツチノコ生け捕り賞金百万円と副賞イノブタ1頭
西武百貨店 ツチノコ生け捕り賞金三百万円
学研ムー編集部 ツチノコ生け捕り賞金百万円円
岡山県吉井町 ツチノコ生け捕り賞金二千万円




 この中でびっくりするのが「三億円」。
 はじめ、ゼロを数え間違えたかなと思っってやりなおしたが、やはり三億円。
 !!!!!!!????????
 このサイトにはいくつかの目撃例が載っており、その形状も描かれています。

 ツチノコではないですが「モドキ」のビデオがあります。

つちのこ!?

http://www.youtube.com/watch?v=NrJoc6f0o-4

 このビデオはドッキーとします。

 では一体、この「未確認動物体」の正体とは?。
 有力と思われるのがwikipediaに載っています。

正体についての仮説


 新種の未確認動物である可能性以外にも、大きい獲物を飲み込んで腹が膨らんだ蛇や、妊娠中のヘビを誤認したのではないかといった例が挙げられているほか、別種の動物の誤認としてアオジタトカゲとの見間違いが指摘された。
 このトカゲは1970年代から日本で飼われるようになり、目撃情報が増加した時期に一致するとされている。
 アオジタトカゲには四本の小さな脚があり、読売新聞社によって撮影されたツチノコとされる生物にも脚があった。


● ハスオビアオジタトカゲ

 岐阜県の目撃談にある松毬蜥蜴も、四肢が草むらや胴体の下に隠れている姿がツチノコに近く、日本国内でも愛玩動物として飼育されている。
 このことから、心ない者が山野に捨てたマツカサトカゲが繁殖し、ツチノコと誤認されたとの説もある。
 また、山形の目撃談にある毒蛇のデスアダーも、太く短い体型がツチノコに近いとされる。
 このほか、在来の蛇である赤楝蛇や日本蝮の誤認が挙げられており、別々の目撃証言が一つに複合されたものがツチノコとする仮説もある。



 では、「アオジタトカゲ:青舌トカゲ」なるものを調べてみましょう。
 サイトから抜粋で(詳細は本文にジャンプしてください)。



オーストラリアガイド: 平野 美紀
掲載日: 2005年 03月 06日
http://allabout.co.jp/travel/travelaustralia/closeup/CU20050305A/index2.htm

奇妙な生物の正体…幻のツチノコ現る !?
-----------------------------------------------------------------
 これがツチノコ!?
 まずは写真をご覧ください。
 これが突如目の前に現れた生物!!



 後で調べてみたら、この奇妙な生物は
 『オーストラリア・ヒガシ・アオジタ・トカゲ/EASTERN BLUE-TONGUE』
というらしいことが判明…(^^;。
 しかし、このアオジタ・トカゲは、しばしばツチノコ目撃!と誤報されることがあるようで、日本テレビ系で放映されていた『特命リサーチ200X』でも、以下のような調査報告が上がっている。


 日本蛇族学術研究所の鳥羽通久氏によると、「和漢三才図絵」に書かれているツチノコは、たんに大きく胴が太いのに対し、1970年代以降のツチノコはビール瓶のように太く、寸詰まりの胴に、細い尻尾が特徴と、姿形にいくつかの違いが見られるという。
 鳥羽氏は、この特徴の違いが最近日本に入ってきた「アオジタトカゲ」の可能性が考えられるという。
 オーストラリア南部に生息、体長は約30センチから60センチのこのトカゲは、胴はビール瓶ほどの太さで、尻尾は胴に比べ細くて長い。
 色は灰色や褐色で、全体に横縞模様がある。このアオジタトカゲに誤認した可能性が考えられるというのだ。
 そして、ツチノコは鳴くといわれているが、アオジタトカゲも威嚇の時鳴き、ツチノコは瞬きができ目玉を動かすといわれているが、アオジタトカゲも瞬きも目玉を動かすこともできるという共通点がある。
 さらに、アオジタトカゲが愛玩用として輸入された時期と、ツチノコ騒動が起きた時期が一致しているというのだ。


 アオジタ・トカゲはよく見ると手足があるのだが、退化しているのか(?)体の割にかなり小さく、普通のトカゲのように折れ曲がる関節部分がはっきりしていない。
 とにかく、一目見ただけでは、誰もがツチノコと勘違いしてしまうそうな姿!
 日本でアオジタ・トカゲとして流通しているのは、ほとんどがインドネシアやニューギニア産で、オーストラリアのものはなかなかお目にかかれない貴重なものならしい。
 それに、他のアオジタと比べると、このオーストラリアのほうがよりツチノコっぽい。


 アオジタ・トカゲといっても種類がひじょうに多いようです。
 先のドッキーとするビデオの「モドキ」もアオジタ・トカゲということです。
 ではツチノコと見間違われているのはどのアオジタ・トカゲでしょう。
 同じサイトから
(詳細は本文にジャンプしてください)

爬虫類・両生類 ガイド: 星野 一三雄
掲載日: 2006年 05月 12日
http://allabout.co.jp/pet/reptiles/closeup/CU20060509B/index.htm
--------------------------------------------------------------
キタアオジタトカゲ
英 名:Northern Bluetongue Skink
分 布:オーストラリア北部
全長:最大60cm

 これまたオーストラリアを代表し、ペットとしてもっとも優れた適性を持っているとも言える大型のスキンクです。
 いわゆる「アオジタトカゲ」と呼ばれるトカゲたちはオーストラリアに広く分布していますが、比較的分類がややこしくて、私などは何度覚えてもなかなかです。
 つまり「アオジタトカゲ」と呼ばれるトカゲは種としては以下の5種とされます。

* オオアオジタトカゲ(全亜種がオーストラリア以外に分布)
* ハスオビアオジタトカゲ
* ニシアオジタトカゲ
* ホソオビ(チュウオウ)アオジタトカゲ
* マダラアオジタトカゲ
* アデレード(ヒメ)アオジタトカゲ

 ハスオビアオジタは以下の3亜種に分けられています。

* ヒガシアオジタトカゲ ・・・オーストラリア東部に分布
* キタアオジタトカゲ  ・・・オーストラリア北部に分布
* タニンバール(キメラ)アオジタトカゲ ・・インドネシアのタニンバール諸島に分布

 この中で本亜種キタアオジタは欧米で古くからペットとして人気が高く、CB化も進んでいるため流通量も多くなっています。
 よく言われるのですが、日本の「ツチノコ」にそっくりな体型です。
 名前からもわかるように、身の危険を感じると威嚇のために噴気音を出しながら大きな青い舌を出して口を大きく開けます。
 しかし、あまり噛みついたりはしないようです。
 さまざまな環境で生活しており昼行性であるため、オーストラリアでは公園や庭先、あるいは道路などでも見かけることが多いようです。
 雑食性で昆虫などの小動物から果実などを食います。
 オーストラリアの野生動物ですので本亜種も国外への持ち出しは厳重に禁止されていますが、欧米の古くからのファンがCB化を進めているため、多く流通しています。
 オーストラリアでもポピュラーなペットリザードで飼育もしやすく、初心者に飼育を勧めることができるトカゲと言えるでしょう。

飼育の基本情報
--------------------------
容器: 60cmクラス以上の容器で床面積が広いもの。ペア飼育で1m×1m
温度:  基本は25℃程度。ホットスポット下は32℃前後で設置。
     容器下にフィルムヒーターを敷く。
     繁殖をさせないのならば冬期も保温する。
照明:  爬虫類用の紫外線灯やバスキングランプが必須。
     できれば直射日光で日光浴をさせる
床材:  バークチップなど保湿性がなく、ホコリが立たないもの
容器内レイアウト:  シェルターと小さめで倒れない水入れ
餌:    雑食性。
     昆虫類、ピンクマウスなど動物性タンパク質、果実、トカゲ用の配合飼料、ふやかしたドッグフードや九官鳥フードなどをバランス良く与える。
基本的な世話:  乾燥系トカゲの飼育に準ずる

※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


 つまり、
 「アオジタトカゲ → ハスオビアオジタトカゲ → キタアオジタトカゲ or ヒガシアオジタトカゲ」
という風になるようです。
 この「北青舌トカゲ」が「ツチノコ」と見間違われることの多い生き物ということになります。

 でも先のサイトでは「東青舌トカゲ」であり、その写真も載っています。
 さて、どちらがツチノコなのでしょう。 どちらも「ツチノコもどき」とすると
 「ハスオビアオジタトカゲ:斜帯青舌トカゲ」、あるいは
 「Australian Tuchinoko Blue-Tongue:オーストラリアンツチノコ・青舌トカゲ
と表示するのが間違いないようです。
 なを日本語wikipediaの写真は東青舌の幼虫にあたるようです。

 そして驚くべきことは、上のように実に飼育が簡単だ! ということなのです。
 なにしろ、
 「
初心者に飼育を勧めることができるトカゲと言えるでしょう」
とあるのです。

 「ツチノコ」って、飼育が簡単!!!



  <**(2)へ**>


[◇
 同じ爬虫類・両生類のサイトから:詳細は本文にジャンプしてください
爬虫類・両生類 ガイド: 星野 一三雄
掲載日: 2008年 03月 02日
http://allabout.co.jp/pet/reptiles/closeup/CU20080302A/index.htm
--------------------------------------------------------------
ヒガシアオジタトカゲ
英 名:Eastern Blue-Tongued Skink
分 布:オーストラリア東部
全長:40-55cm 最大60cm

 オーストラリアとインドネシアの一部に分布するアオジタトカゲの中で、もっともポピュラーと思われるハスオビアオジタトカゲTiliqua scincoidesの基亜種です。
 分布が広いため、形態の特徴を定義するのが難しく、変異が多いようです。
 一般によく言われるのは、目の後ろに明瞭で太い黒色のラインが入ることですが、この特徴はどうやら分布域の南部の方の個体群の特徴のようで、私が出会うことができた北東部では目の後ろに明瞭なラインはありませんでした。
 このように目の後ろにラインがないのは別亜種キタアオジタの特徴とされていますが、この個体と出ったの場所ではヒガシアオジタが分布することになっていますのでヒガシアオジタで間違いないのでしょう。
 胎生で、現地の春に当たる9-11月に交尾を行い、およそ100日間の妊娠期間を経て、全長10-15cmほどの幼体を10-20匹ほど出産します。

 オーストラリアではこれまでに2回(1回はキタアオジタかもしれない)出会いましたが、思ったより簡単には出会えません。
 私はオーストラリアへ両爬を見るためだけにこれまでに4回行っているのですが、それでたったの2匹です。
 たぶん、私がそうだったように多くの方は「アオジタなんてゴロゴロいるんだろ?」なんて思っているんでしょうけど、とにかくそんな簡単にはいきませんから。ハイ。
 本亜種は、キタ亜種ほどは流通しませんが、それでもCBがそれほど高価ではなく流通します。
 こう考えると、本当に恵まれていますよ、日本の両爬流通事情は。
 なんだアオジタか、んあて思っている方は、ぜひ一度オーストラリアへどうぞ。
 アオジタトカゲの価値観がガラっと変わりますから。

[赤っ恥をかかない程度の知識」
 * オーストラリア東部のアオジタトカゲ
 * ハスオビアオジタトカゲの基亜種
 * 3亜種に分けられている
 * 胎生
 * 雑食
 * 飼育しやすい
 * 比較的流通量は少ない

 アオジタトカゲの分類に関しては、キタアオジタトカゲの項を参照して下さい。
 基本的な生態はキタアオジタトカゲの項を参照して下さい。




[◇]
 なを、Wikipediaには下の2つのアオジタトカゲの写真が載っています。

 アオジタトカゲ属(-ぞく、Tiliqua)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目トカゲ科に属する属。

 最大で全長70cm程。
 最小種はアデレードアオジタトカゲで全長20cm程。
 種によって太さは異なるが、総じて体形が太めで胴体に比べて四肢が短い種が多い。
 名前の通り青い舌を持つ。(稀にピンク色の舌を持つ個体もいる。)
 オスは頭部が大型化すると言われるが、外見からの雌雄の判別はよほど特徴的な個体同士でないかぎり難しい。


● ホソオビアオジタトカゲ


● ニシアオジタトカゲ

 地面の色が赤土というところからみると主にこの2種類は内陸部に生息しているもののようです。






● 花いろいろ