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● 修理報告書
日本に修理にだしていたカメラが戻ってきた。
修理報告書が入っていた。
内容を見てみましょう。
『
■お客様ご指摘内容
レンズカバーが動作しない。
各部点検指定。
■診断内容
お客様のご私的について症状を検査いたしました。
レンズカバーが動作しませんでした。
■診断内容
処置内容は以下の通りです。
レンズ内機構部の不具合により、レンズカバーが作動しませんでしたので、レンズを交換しました。
各部点検を実施いたしました。
■連絡事項
機能検査済みです。
ご確認ください。
今後ともより一層のご愛用をお願いもうしあげます。
』
この報告書を読む限りは、例えば外的原因で発生した故障ではないようである。
もちろん、私にはぶつけたり、落としたり、あるいは条件の悪いところで使用したということはまったくない。
とすると製品の問題ということになる。
1年以内の保証期間内に発生する不良を初期不良とすと、今回の問題は「初期不良」ということになる。
工業製品は常に不良品の発生という問題を抱えている。
これは致し方がないことで、品質というものには「完璧」というものはない。
神様が作るわけではない。
人が機械が作る限りはパーフェクトということはない。
要は不良品の発生率がどのくらいかということである。
99%なら100台に1台は不良品因なる。
これでは製品にはならない。
99.99%だと1万台に1台である。
大きなメーカーが作るものであるから、この程度の品質保証はなされているだろう。
よって今回の私のカメラは落語ではないがちょうど1万台目のカメラだったということである。
ちょっと不運だったようだ。
日本で買って持ってきてもらったものだから日本へ送って修理ができた。
こちらで買った場合はどうなるか。
修理はしてくれない。
買ったときの金額と同等の金額の製品と交換するだけである。
今回はフジだが、もしそのカメラ屋にその金額に見合うものがない場合は他社のカメラを選択せざるを得なくなる。
1年保証は自動的についてくるが、もしそれが切れるとどうなるか。
修理不能になる。
冷蔵庫や掃除機や乾燥機といったローテク製品は部品を海外から取り寄せて修理可能だが、カメラとか時計いった精密製品は修理不能である。
もし、2年目に壊れた、パーである。
よって、こういう製品には3年保証をつける。
そして、この製品の耐用期間は3年である、と買ったときに納得しておかないといけない。
これは日本の製品にしてもそうだ。
海外向けは確実に品質は劣る。
例えばキャノンのプリンターは2年で動作不良になり捨てた。
代わりにエプソンのプリンターを買った。
これは1年こないうちにおかしくなり、保証交換したが、そのときバージョンの高いものに替えた。
金額的には倍値段のものにして、追加の費用を払った。
これがいま使っているのもだがそろそろ2年を超える。
また、台湾製のデイスプレイを日本からもってきてもらったことがある。
これは今年で6年たつがいまだに使っている。
いまこの打ち込みに使っているスクリーンがそのデイスプレイである。
その後、別のパソコン用にここでサムスンを買った。
が、3年で壊れた。
といった具合である。
何しろ、品質については、日本製であろうとなかろうと、海外向けは日本国内向けから比べると間違いなく落ちる。
そして3年以上の品質は保証されない、とみていい。
モノを買うときはそれが常識だということを理解しておかなといけない。
日本の製品の品質は高いが、その高い品質のモノが世界で売られているわけではない。
日本という市場が特殊なのである。
さて、修理を終えたカメラをもってテスト用の写真を撮りにいった。
最初に出会ったのが、ロングビルド・コレーラ。
フットボール場の地面を掘り返していた。
● ロングビルド・コレーラ:Long-Billed Corella(テンジクバタン))
そしてアイビスの営巣地へ。
あちらこちらに巣が作られ、親鳥ほどに大きくなった幼鳥もみかけるようになっていました。
● アイビス:Australian White Ibis(オーストラリア・クロトキ)
ビデオには左右2つの巣が映っています。
小枝でモシャモシャしているのが巣です。
右側の巣を写真で撮ってみました。
● アイビス
写真もビデオも正常に撮れています。
「修理終了テスト終わり」
[◇]
アイビスの巣をチェックしてみました。
● 5つ
● 2つ
● 3つ
外側から見える範囲では10あります。
内側では2つ見つけました。
おそらく精察すれば20近くはあるのではないでしょうか。
ここはゴールドコーストでも著名なアイビスの営巣地になっています。
● 花いろいろ