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● 千葉県警流山署に一時保護された野生のフクロウ(県警提供)千葉県警流山署に一時保護された野生のフクロウ(県警提供)
『
産経新聞ニュース 2010.8.18 21:37
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/100818/chb1008182143010-n1.htm
野生フクロウを一時捕獲 千葉・流山
千葉県流山市で18日深夜、「木の下にフクロウが落ちている」と通報があり、駆けつけた流山署員が捕獲した。
保護されたフクロウは、外傷も弱った様子もなく、その後、関係者によって野生動物と判断されたため、18日午後には自然に返されたという。
』
ニュースはこれだけ。
目玉がクリッっとしてとってもかわいい。
種類がわかるといいのですが、名前が載っていません。
でも「木の下にフクロウが落ちている」とはどういうことでしょう。
フクロウを飼っている方は多いようですね。
Wikipediaにはなんとも書いてありませんので許可されているということでしょう。
飼育できるということは餌付けできるということ。
その記事を。
『
山陰中央新報 2010.8.20
http://www.sanin-chuo.co.jp/sumai/modules/news/article.php?storyid=521461045
生活 : フクロウ、5週間保護後放鳥したが…毎朝夕に飛来
● 餌の鶏肉をもらうフクロウの「フクちゃん」
出雲市佐田町反辺の左官、今岡充さん(59)方に毎朝夕、フクロウ1羽が飛来し、餌をもらったり母屋に入ったりするなど、家人との触れ合いを楽しんでいる。
フクロウは5月下旬、今岡さん宅近くで衰弱しているところを、今岡さんが保護。
自宅やフクロウを保護したことがある知り合い宅で約5週間、餌を与え世話した。
7月上旬には今岡さん方から巣立ち裏山に帰った。
しかし、その後1カ月たっても毎朝夕には決まって母屋裏で「ピィー、ピィー」と甘えた声で家人を呼び、「山での暮らし向きが心配のあまり餌を与えている」(今岡さん)という。
早朝6時すぎには今岡さん宅を訪れ、同居する今岡さんの孫娘、真悠さん(10)らから餌の鶏肉をもらい、約1時間ほどいて山に帰って行く。
保護した時は体高約20センチだったが、すでに約40センチに成長した。
今岡さん家族は「フクちゃん」と呼び、充さんと真悠さんが一番好きなようだ。
真悠さんは「おけの中で水浴びもしていた。
餌を食べる時に目をつぶる顔がかわいい」と喜ぶが、大人は「自然回帰が一番。
仲間のところに」と複雑な気持ちで見守っている。
』
『トトロの家』で載せたフクロウはオーストラリア全土に生息している「サザン・ブーブック:Southern Boobook」というポピラーなフクロウ。
いわゆる、「オーストラリアン・フクロウ」。
和名では「ミナミアオバズク」という。
● サザン・ブーブック(昨年)
このフクロウが今年もやってきました。
「やってきた」というと渡り鳥のような印象をあたえるが、そいうことはないと思う。
この鳥を昨年みたのは9月27日。
今日は9月13日。
ほぼ一年。
最後に見たのは昨年の12月9日。
さて今回はいつまで、姿を見せてくれるだろうか。
● 今年はじめて出会ったサザン・ブーブック
昨年はツガイだったが、現在は一羽。
眼をつぶっているので、寝ているのか。
あまり昼間は眼を開けないようである。
● まるで動きがないので、ビデオには似合わない。
一枚の写真があれば十分。
[◇].
翌日にはいなくなっていた。
止まったところが場所的によくない。
遊歩道から丸見えである。
このへんはあまり人機がよくない。
イタズラされることもある。
[◇].
その後に数回出会いました。
動きのあるビデオを。
画面が小さいのでわかりにくいですが目がクリクリです。
[注].
なんとこの鳥、渡り鳥だったのです。
知りませんでした。
フクロウは渡り鳥ではないようですが、このアオバズクというのは渡り鳥なのですね。
よってフクロウは飼えますが、アオバズクは無理なようです。
ちなみにアオバズクの許可無き飼育は禁止されているとのことです。
日本語Wikipediaから。
『
アオバズク(青葉木菟、Ninox scutulata)は、動物界脊索動物門鳥綱フクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類される鳥。
夏季に中華人民共和国、日本、朝鮮半島、ウスリーで繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。
インドやスリランカ、中華人民共和国南部、東南アジアでは周年生息する。
日本では亜種アオバズクが九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。
和名は青葉が芽生える季節に飛来することが由来。
亜種リュウキュウアオバズクが奄美大島以南の南西諸島に周年生息(留鳥)する。
全長27-30.5cm。翼開張66-70.5cm。
頭部から背面は黒褐色の羽毛で覆われる。
下面の羽毛は白く、褐色の縦縞が入る。
顔を縁取るような羽毛(顔盤)は不明瞭。
虹彩は黄色。嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は黄色。
オスはメスに比べて相対的に翼長が長く、腹面の縦縞が太くなる傾向がある。
平地から低山地にかけての森林や農耕地に生息し、越冬地ではマングローブ林などでも見られる。
群れは形成せず単独もしくはペアで生活する。
夜行性で、昼間は樹上で休む。
食性は動物食で、昆虫類、両生類、爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べる。
繁殖形態は卵生。
樹洞(時には庭石の間や巣箱)に巣を作り、1回に2-5個の卵を産む。
抱卵はメスのみが行い、オスは見張りをしたりメスに獲物を運んだりする。
抱卵期間は約25日、巣立ちまでの日数は約28日。
雛は巣立ち後、徐々に営巣木から周辺の林へ移動する。
大木の樹洞に巣を作るため社寺林に飛来したり、昆虫類を食べるため夜間に街灯に飛来することもある。
その反面、営巣木の伐採や越冬地での開発により個体数を減らしている。
』
サイトから。
『
街中でフクロウ拾っちゃった
http://fukufukurou.cocolog-nifty.com/photos/aoba/
』
● 花いろいろ