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● 中央日報「japanese.joins.com」をアクセスすると出てくるメッセージ
韓国の新聞である「中央日報」のサイトを開こうとしたら出てきたのが、上の「攻撃サイト」のメッセージ。
写真に撮ってみた。
これは「google」が管理して出しているメッセージである。
このところおかしかった。
中央日報の記事が出てくるが、ほんの少したつとエラー表示とともにインターネット接続が切れてしまう症状が続いていた。
どうも混雑しているのか、中央日報がメンテナンスしているのか、あるいは使用している回線がオーバーフローなどしてエラーになっているのかとかいろいろ思ってみたが判断できるはずの知識もない。
今日はまったくアクセスせず、出てきたのがこの画面。
プリントアウトしてみた。
中央日報というのは少し常識ハズレな反日的過激さはあるが、韓国の三大新聞のひとつのはずであり、まさか記事にあるようなことはしていないと思うのだが。
『
攻撃サイトとして報告されています!
このWebサイト~(japanese.joins.com)は攻撃サイトであると報告されており、セキュリテイ設定に従いブロックされました。
攻撃サイトはあなたの
①.個人情報を盗んだり、
②.コンピュータへの攻撃に利用したり、
③.あなたのシステムを破壊するためのプログラムをインストールしよう
とします。
一部の攻撃サイトでは意図的に有害なソフトウエアを配布していますが、多くのサイトでは運営者が知らずに、または許可無く有害なソフトウエアの配布に不正利用されています。
』
そこで記事の下欄の右の
「このサイトがブロックされる理由」
をクリックしてみた。
出てきたのが下の画面。
これもプリントアウトしてみる。
『
セーフ ブラウジング
japanese.joins.com の診断ページ 診断提供:Google
japanese.joins.com の現在のステータス
疑わしいサイトとして認識されています。このウェブサイトにアクセスするとコンピュータに損害を与える可能性があります。
過去 90 日間に、このサイトの一部で不審な動きが 1 回報告されています。
Google による巡回テスト状況
このサイトで過去 90 日間に Google がテストした 39 ページのうち 1 ページで、ユーザーの同意なしに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。
Google が最後にこのサイトを巡回したのは2010-09-23で、このサイトで不審なコンテンツが最後に検出されたのは2010-09-23です。
Malicious software includes 2 backdoor(s), 2 exploit(s).
Successful infection resulted in an average of 5 new process(es) on the target machine.
不正なソフトウェアは sz56hr.com/, 117.41.174.0/ を含む 2 個のドメインでホストされています。
agentr.cn/ を含む 1 個のドメインが、このサイトの訪問者に不正なソフトウェアを配布する媒体として機能しているようです。
This site was hosted on 1 network(s) including AS4766 (Korea Telecom).
有害な不正ソフトの感染を広げる媒介をしていたかどうか
過去 90 日間に japanese.joins.com が感染の媒体として機能した形跡はありません。
不正なソフトウェアをホストしていたかどうか
いいえ、このサイトでは不正なソフトウェアのホスティングが過去 90 日検知されていません。
疑わしいサイトとして挙げられた原因
第三者が不正なコードを合法的なサイトに追加したことにより、この警告メッセージが表示されている可能性があります。
次のステップ:
* 前のページに戻ってください。
* このサイトの所有者であれば、Google ウェブマスター ツールを使ってサイトの審査を依頼することができます。審査プロセスの詳細については ウェブマスター ヘルプをご覧ください。
Updated 18 hours ago
』
どうなっているのでしょうか。
知識のない者にはさっぱりわかりませんが。
ただこの新聞社のサイトの内容がひじょうにいい加減で裏付けがなく、薄っぺらな煽り記事が多く、社会的マスコミ的信用性の全くないサイトです。
それは誰もが分かっていて、面白半分で読んでいるはずですが、中にはそれにカチンとくる素直な人もいて、そういう人達にやられたのかもしれません。
やっぱり世の中、突然なにかが起こるもののようです。
鈴鹿で予想もしないトンネル事故に出会ったりするということは、エボルタが歩道でよろけた自転車に踏み潰されるアクシデントもゼロではない。
あるいは子供の三輪車に轢き逃げされるかもしれない。
あるいはまたこの穏やかな「三々亭」が攻撃を受けることもあるいうことです。
「予期せぬデキゴト」は必ず襲ってくるものです。
[◇] 9月27日夜、まだ回復しない。
長い。
どういうことになっているのだろうと、知識のある人のサイトをのぞいてみた。
『
先日からトロイの木馬を仕込まれているので気をつけて、という警告をしていた中央日報。
ついに攻撃サイトとしてFirefoxではアクセスできなくなった。
』
とあります。
ということは、「トロイの木馬」とは、例の中央日報をアクセスすると一旦表示されるもすぐにインターネットそれ自体が落ちてしまう、という過激な動きのようです。
ウエブをアクセスできないということではなく、インターネットが落ちてしまうというのは始めて経験しました。
以前、朝鮮日報をはじめとするいくつかの公的機関がサイバー攻撃をうけたことがありましたが、サイト表示ができなくなるところまでで、決してインターネットそのものが落ちるということはありませんでした。
だが、今回はまずインターネットが切れ、不通になるという症状から始まった。
これはトロイの木馬が起こしたものか、それとも google が意識的に危険とみなして強制手段を行使したかは分からない。
これは、正直いってひどすぎる。
また、立ち上げなければならない。
ところが、ウエブサイトを通して別のインターネット局から中央日報に入ると、これはつながった。
ということは!!!
この攻撃サイト認定にからむ障害は「google--firefox」のルートでのみ起こっているようで、「マイクロソフト--インターネットエクスプローラ」では起こっていないということになる。 そこで、インターネット回線を保持するために「攻撃サイト認定」メッセージの表示ということで、回避することになったらしい。 つまり、狙われたのは「firefox」ということのようです。
知識のある人はすごいことをやるものです。
でも、firefox が3日半近くも対応できないでいるというのは、これ google としては無能ではないだろうか。
[◇] 9月28日朝、やっと回復た。
メッセージがでたのが24日の朝。
回復したのが今日28日の朝。
4日ぶりである。
回復記念にスクリーン表示にある記事を一本コピーしておきます。
『
2010.09.27 09:51:0
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133310&servcode=A00§code=A00
中国VS日米アセアン「尖閣対立」戦線拡大
中国と日本が東シナ海の尖閣諸島(中国名釣魚島)をめぐる領土紛争が新たな局面を迎えている。
米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳が紛争の平和的解決を促す共同声明を通じて今回の事態に介入したのだ。
南シナ海領有権をめぐり、中国と争ってきたアセアン主要国も尖閣事態を契機に中国に対して警戒心を示したのだ。
こうして日中紛争が中国を相手に日本、米国とアセアンが連合戦線を広げる状態に発展している。
バラク・オバマ米国大統領とアセアン首脳は24日(現地時間)、ニューヨークで会談を開いた後、航行の自由保障と地域安定、国際法遵守を促すという内容の共同声明を発表した。
特に声明はアセアン諸国の強い要求により「どんな国家によっても南シナ海領土紛争のための武力の使用または脅威に反対する」と述べた。
オバマ大統領はこの日、開幕演説で「米大統領として私は米国がアジアでリーダーとしての役割を担いたい」とし「太平洋諸国の一員である米国はアジア地域民と未来に“大きな利害関係”(enormous stake)を持っている」と述べた。
台湾とベトナムを含むアセアン諸国はこれまで、ベトナム東にある南シナ海西沙(パラセル)諸島をめぐり中国と領有権争いをしてきた。
中国は最近、この地域で操業する自国漁船を保護するという名目で400トン級大型漁業指導船を配置する計画だ。
フィリピン西の南沙(スプラトリー)諸島に対しても領有権を主張している。
この島をめぐりフィリピン、ベトナム、台湾、マレーシアと対立をもたらしている。
中国は1992年に制定した領海法で、尖閣と時事、難事群島をすべて自国の島だと明記した。
こうした経緯のため、アセアン諸国は中国の尖閣列島攻勢に対して警戒心を表出している。
米国とアセアンが共同声明で「中国と日本の尖閣列島対立は武力を使って解決してはいけない」と明らかにしたのもこのような懸念の表明だ。
声明が出た後にも中国は強硬な立場を和らげていない。
中国は軍事地域侵犯の疑いで、23に日拘束した日本人4人を抑留しており、最近釈放された中国漁船船長拘束に対しても謝罪と賠償を要求している。
中国は自国領土紛争に対する米国の介入に強い拒否感を見せてきたことがある。
7月にはヒラリー・クリントン米国務長官がアセアン地域安保フォーラム(ARF)で「南シナ海南沙諸島領有権対立の平和的解決が米国の利益と直結する」と発言すると中国が激怒した。
』
● 花いろいろ