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七草を終えるとお正月も終わる。
ポストに入っていたのは例の小包が届いていますよのお知らせ。 1月4日に発送して、7日についている。
4日間でついている。
書類関係は検閲がないから早い。
8日の今日、先ほどもらいにいった。
待望の箱根駅伝DVD。
送ってくれたのは、大学の同級生。
といっても還暦を過ぎているが。
マラソンと駅伝が大好き人間。
こちらに2年ほど滞在したときは、滞在先の地元マラソンに出場している。
もちろんサブフォー。
近年は、長い距離はダメだと同好者数人で駅伝をやっている。
が、これがナミじゃない。
東京-京都間というとんでもないこと。
最初は「東海道駅伝」。
2度目は戻りで、京都-東京間の「中仙道駅伝」。
2つあわせてトータルだ1,000キロを超えるだろう。
もちろん一気に走れるわけではない。
会社の休みを土日にからませて、十回ほどで走るのである。
そしてこれはすでに完走した。
次は何処を?
昨年末にもらった稿頭の雑誌に挟まっていた手紙だと、
「日光街道駅伝 140キロ 1泊2日」。
やることが、一桁違う。
とてもついていけない。
私のようにビデオを見ているだけでは、いけないのである!
「老いてますます----」
いや、私は隠居モードでいきます。
さて、箱根駅伝だが、結果はもうインターネットで知っています。
昨年同様、柏原君の見事な走りで、東洋大学が2年連続往路復路の完全優勝。
いや、おめでとうございます。
やりますね、柏原君。
日本陸上界が待ちに待った大物ランナー。
いよいよ出現しました。
がである。
何かと、いちゃもんをつけたがる了見の狭い嫌なヤツもいる。
『
日刊スポーツ
柏原快走で5区再短縮も/箱根駅伝
http://www.nikkansports.com/sports/hakone-ekiden/2010/news/p-sp-tp0-20100104-582370.html
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<第86回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)
箱根駅伝名物・山登りの5区が、短縮される可能性が出てきた。
06年に2・5キロ延びて10区間中最長の23・4キロとなってから比重が増し、選手の負担も増大したとして、3日の大会終了後、各大学の監督から見直しを求める声が続出、今月の監督会議で検討される可能性が高まった。
東洋大の柏原竜二(2年)が圧倒的な強さで逆転し、2年連続優勝の原動力になるなど、同区の大逆転が5年連続も続いたことも引き金になった。
今大会は往路を制した東洋大が、復路で1度もトップを譲らず、2年連続2度目の総合優勝。
往路8位の駒大が復路を制し2位に入った。
柏原が衝撃的な走りを見せた箱根の5区は、コース変更を求める声が出るほどの事態に発展した。
山梨学院大の上田監督 柏原くんがいるから変更するというのは、反対です。
選手を育てていく上で、学生の負担は大きい。
箱根駅伝を発展させるためには、(以前の距離に)戻した方がいいかもしれません。
コースが変わったのは、06年から。
往路で4区と5区を結ぶ小田原中継所を東京寄りに移動し、4区はこれまでの21キロが18・5キロ、5区は20・9キロが23・4キロになった。
従来の中継所が1車線のため、交通の混雑緩和を図り、4区を短縮してトラック専門の中長距離選手に箱根駅伝出場の機会を広げ、5区を延長することでマラソン選手の育成を図るのが狙いだった。
このため5区の重要度が増し、選手の実力差が明確に結果に表れるようになった。
山登りに強い選手がいるチームが勝ち、いなければ負ける展開が増えた。
東海大の新居監督 5区は育てるのでなく(適性を持った選手との)出会い。
誰もが感じる課題の1つではないか。
世界に通じる選手を育てるためというが、基本的には5000、1万メートルを走れれば問題ない。
今は、往路優勝も総合優勝もシード権争いも、全部が5区にかかってきている。
上武大の花田監督 元の距離に戻した方がいいと思う。
柏原くんにもぜひ、2区で区間新を出してほしい。
柏原くんが勝ったから言うのではないが、見直しの時期に来ているのではないか。
私も2区でステップアップして、世界選手権につながった。
東洋大の佐藤コーチは、これらの意見について
「それは間違い。
学生の長距離を鍛える趣旨で始めたのに、それはおかしい」
と主張する。
柏原も
「じゃあなんで(距離を)延ばしたんでしょうか。(佐藤コーチと)同意見です」
と話した。
大会を主催する関東学連の青葉会長は
「今のところ、変えるつもりはない。
10区間あるのに、1区間で大逆転は、箱根駅伝としてはさみしい。
そういう話題も出てくるだろうと思う。
でも、柏原くんが強いからといって変えたら、差別になっちゃう」
と言った。
神奈川大監督で、同連盟の大後駅伝対策委員長は
「(1月の)監督会議で議題に挙がれば、検討しなくてはいけない。
来年から変わるということはない。
大学生に負担が掛かるという意見があるのは事実です」
と話した。
今後、議論の対象になる可能性は高まった。
[2010年1月4日10時34分 紙面から]
』
素晴らしい選手を生み出した、この5区。
「今井先輩ができるなら、オレだって」
それが柏原だろう。 なぜ、この大物ランナーの登場を素直に喜んであげないのか。
彼の出現が、次の人材発掘になるはずである。
皇帝ゲブレシェラシエはマラソンを「2時間03分台」で走っている。
日本国内レースで2時間06分台で走ったのは藤田敦史、たった一人しかいない。
それも2000年の記録だ。
この10年、書き換えられていない。
この差はなんだ。
山の神様今井正人を生み、そしていままた超大物柏原竜二を生み出した。
実に素晴らしい5区ではないか。
明日のランナーを生み出す5区ではないか。
なんで、ケチをつける。
この5区は大成功ではないのか。
なにもネタムことはないだろう。
2区あたりをチマチマ走る小粒のランナーより、山をグイグイと登っていくランナーこそが、待ち焦がれた選手ではないのか。
学連は「モグラたたき」などやるな。
なぜ、大物を育てるためのフォローをしてやらない。
柏原は日本人だ。
なら「柏原ができるならオレって」だろう。
それが明日に繋がるのではないか。
それとも「大物新人イジメ」が好きなのか、学連というところは。
「イジメ」は学連のサガか。
「イジメなどやるな!」
「2区でステップアップして」とは。
何か間違っていないだろうか。
箱根の一区間の平均は20キロ少々、ほぼハーフマラソンと同じ。
とすればステップアップの対象はマラソンしかない。
オリンピックでマラソンに入賞した油谷は2区など走っていない。
彼は高卒だ。
日本の最高記録を持っているのは高岡寿成だ。
彼も2区など走っていない。
関西の大学だ。
「気骨のある選手は、積極的に5区にチャレンジしてステップアップして欲しい」
の間違いではないのか。
5区をきっちり走れなければ、世界になどステップアップできませんよ、の間違いだろう。
スピードだけでなく、最後はパワーなのです、だろう。
「柏原くん、がんばって!」
「中年ボケの学連ジイさんの偏屈なイジメに負けないで!」
まあ、「ご老人」は黙っていないといけないのだが、こういうエセ的ニュースを聞くと腹が立ってついつい興奮して「王様の耳はロバの耳」とやってしまう。
まだ、修行が足らんのだろう。
「隠居モード」は難しい。
往復、10時間の駅伝。
楽しませてもらいます。
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● 花いろいろ
◇].
ちなみに藤田敦史、佐藤敦之(マラソン国内記録2位)、今井正人、それに柏原竜二と福島出身ということは何かあるのだろうか。 藤田敦史:瀬古俊彦のもつ学生記録を20年ぶりに塗り替えたランナー
佐藤敦之:学生で2時間10分を初めて切ったランナー(現在記録:藤原正和:2時間08分12秒:2003)