

● 「時事」より
フリー、まさにキム・ヨナ。
完璧、まったくの狂いもない。
最高点、出てあたりまえ。
見たものを納得させる。
スケーテイング、ダンスイング、優雅さ、表情、色気すべてわたって満点である。
一頭ぬきんでている。
「すばらしい、キム・ヨナ」
2位は浅田真央。
これも上々。
「おめでとう、浅田」

● 「新聞報道」より
さて、引き続いてコスチュームだが。
キム・ヨナ。
見事なセンス。
たった青一色。
それで決めてしまっている。
ウーン、なんともいえない。




● 「newsis」より
下が浅田。
見たときガックリ。
ドサ回りの田舎芝居の衣装。
なんとかならなかったのであろうか。
浅田の魅力をグイーと引っ張りだすだけのセンスのあるスタイリストはいなかったのか。
涙が出てくる。
そんなコスチュームでも浅田は頑張った。
あなたは、エライ!

● 「時事」より
でも次に我々の前に出てくるときは、アサダ・モードで頼むよ。
「本当に、お願い!」
失望させないで。
コスチュームではこの方がピカリと光っていた。
安藤美姫。
5位であった。
クレオパトラをデザインしたという。
ダンスもそれにあわせていた。

● 「新聞報道」より
アイススケートとエジプト。
まるで接点がない。
それを見事に演じた。
女子フィギアはこれから、こういう潮流が動き始めるかもしれない。
たとえば、タイの王宮とか、あるいは天帝のハーレムとか。
となれば仕掛け人は「美姫ちゃん」ということになる。
さて、もう一人挙げるとなると下のキッド。

● 「新聞報道」より
長須未来。
安藤を抑えて堂々の4位。
16歳という。
両親日本人。
国籍アメリカ。
この子の踊りはすごい。
まだまだ伸びる。
キム・ヨナを追うのは、おそらくこの子だろう。
私にとってバンクーバー・オリンピックはキム・ヨナにはじまって、キム・ヨナに終わった。
そしてキム・ヨナは裏切らなかった。
さほどに安定していた。
やはり間違いなく「女王」であった。
これからは、
「追う長須未来、追われるキム・ヨナ」
となるだろう。
まだまだ女子フィギアは楽しい。

● 朝鮮日報より
[◇ エキヒビション ◇]
最後に5位まで入賞した選手によるエキヒビション:exhibitionがある。
そこでも、もちろんキム・ヨナ。
なんとジーミな灰色のワンピース。
裾の方になって色が濃くなり黒に近くなる。
それだけ。
はっきり言って、普通のミニのワンピース。
そのまま街着になるほどの何の変哲もないデザイン。
この地でこの服を着てを歩いたらこう言われるだろう。
「若い子がなんと年寄りくさい!」
その程度のもの。
が、である。
キム・ヨナが着るとこれが、ガラリと生きてくる。
「シック」なのである。
超シックなのである。
そして、このコスチュームにはまるで見えない服装でスケーテイングである。
みるみる引き込まれている。
キム・ヨナとは何ともとてつもない天才である。


● 「新聞報道」より


● 「newsis」より

● 「新聞報道」より

● 「newsis」より
[◇ 終わって ◇]
まだ終わってはいないが、今回のオリンピックの印象を述べておこう。
自己を訓練・トレーニングして、その対価として結果が出てくるのが夏季オリンピック。
が、冬季はそうはいかないようだ。
自然相手ということであるが、それよりも何よりもスピードが夏季より桁ちがいに速い。
結果として、高さが出てくるし、時間の余裕がうまれる。
そこで大技になったり、難しい演技への挑戦が可能になる。
ということはミスを誘発する。
相手の自滅を待つだけでもそこそこに希望が出てくるというわけである。
競技種目が増え、それがなかなか面白い。
まだまだ種目は増えるだろう。
いろいろな用具の種類の拡大とともにゲーム範囲も大きくなってくる。
どちらかというとあまり面白くなかったのがこれまでの冬季オリンピックであったが、今回のオリンピックはそのマイナスイメージを払拭してくれた。
冬季は夏季より面白い。
なにせ、「運」が左右する。
もって生まれて運のないヤツは、冬季にはむかない。
とはいっても、オリンピックに出場できる選手はみな、強運の人たちであることに間違いはないのだが。
要は、最後の最後のひと押しの運があるかないか、である。

● 花いろいろ