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● キム・ヨナ 新聞報道から
● キム・ヨナ wikipediaから
いま冬季オリンピックがカナダのバンクーバーで行われている。
一番みたいのが、韓国のキム・ヨナの女子フィギアスケートの演技。
なにしろおじいさんは美人のピチピチギャルが大好きなのだ。
キム・ヨナのニュースはなんたって、韓国の新聞のインターネットサイトに限る。
が、である。
見ていたら、「とんでもない」と私は思うのだが、そんなニュースが載っていた。
コピーしてみます。
『
2010.02.17 15:53:11
ⓒ 中央日報 【時視各角】 オーノを表彰台に立たせるな
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126312&servcode=100§code=120
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126313&servcode=100
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アポロ・アントン・オーノは1982年に米国シアトルで生まれた。
2002年に出版した自叙伝「a Journey」によると、移民した日本人の父(大野幸)が18歳の白人少女と結婚し、オーノを産んだという。
夫婦の仲は良くなかったようだ。
1年後に別れた。
ヘアーサロンをしていた父はオーノを一人で育てた。
父は息子を主流の米国人に育てようとした。
自分のように「ジャップ」として生きるなと言い聞かせた。
息子に「アメリカンドリーム」を吹き込んだ。
幼い息子がうまくできることを探した。
それがショートトラックだった。
14歳のオーノは最年少の米国チャンピオンになった。
その時からだった。
韓国とオーノの長い悪縁が始まったのは。
2002年2月17日。
ちょうど8年前の今日、米ソルトレークシティーではショートトラック1000メートルの決勝戦が行われた。
安賢洙(アン・ヒョンス)が先頭に跳び出してくる瞬間、オーノの手が安賢洙の膝を握った。
安賢洙はオーノと一緒に転倒した。
オーノはすぐに立ち上がって銀メダルを獲得した。
初の五輪メダルだった。
この時まではまだよかった。
本当の悪縁はその4日後だった。
今度は1500メートルの決勝戦。
韓国の金東聖(キム・ドンソン)が1位で決勝ラインを通過した。
2位のオーノは、金東聖が反則をしたと言わんばかりに両手をあげた。
「オー、ノー」と。
かの有名な‘オーノ版ハリウッドアクション’だ。
審判陣は金東聖を失格処理した。
こうしてオーノは初めて金メダルを握った。
ただでさえ国内が沸き立っている時だったが、オーノはそこに油まで注いだ。
テレビショーに出演し、「金東聖はうっ憤晴らしに補身湯(犬肉スープ)でも食べたのだろう」と話した。
「金メダルを奪っていったくせに反省どころか嘲るとは…」。
その年、韓国はオーノの悪口で国が騒がしくなるほどだった。
オーノの頭を撃つゲーム、スクリーンショットが登場し、オーノの顔を印刷したチリ紙も登場した。
‘オーノらしい’という言葉も流行した。
‘正当ではなく術策を使う行為’はすべて‘オーノらしい’ものになった。
‘オーノの亡霊’がよみがえったのは旧正月の朝だ。
1500メートルの決勝戦。 最後の一周を残して韓国選手3人が一斉にオーノの前に出た。
「わあ!」という観客の声が起こった。
しかしまだその声が消えない間にイ・ホソクがソン・シベクの前に無理に食い込んだ。
2人は接触して転倒し、金・銀・銅メダル独占の夢も消えた。
オーノは銀メダルを獲った。
漁夫の利だった。
ロイター通信は「韓国選手の不運で獲得したもう一つのメダル」と伝えた。
競技後、オーノはここぞとばかりに語った。
「競技の終盤にもっと多くの失格者が出てくることを期待していた。ソルトレークシティーのように」
すぐにインターネットにはアンチコミュニティーが作られ、あらゆる悪口があふれた。
「オーノにメダルを献納した」としてイ・ホソクを非難するコメントも激しかった。
ここで少し冷静になろう。
オーノはなぜそうなのか。
なぜこれほど韓国と韓国選手に嫌がられることをするのか。
オーノにとってはそれが成功の方程式であったはずだ。
「必ず勝ちたい。 実力はトップレベルだ。 しかし一つだけ障害物がある。ショートトラック最強国の韓国だ。 だが韓国スケートには弱点がある。 派閥争い、過度な競争心がそれだ。ここに少し興奮を与えれば自滅する」。
オーノは韓国の壁を越えるのに、実力の代わりに他の方法を探したのだ。
オーノが獲得した6個のメダルは米国冬季五輪タイ記録だ。
もう一つ取れば新記録になる。米国メディアはすでに既定事実化している。
500メートル、
1000メートル、
5000メートルリレー
と、3度もチャンスがあるからだ。
相変わらず障害物は韓国だ。
オーノもよく知っている。
オーノがより激しく韓国の反目と分裂をあおる理由だ。
ウェブ上にあふれるイ・ホソクへの非難コメントはもうやめよう。
国民が興奮すれば選手も冷静さを失う。
オーノが望むところだ。
もっと胸が痛いはずのソン・シベクの母も「みんな私の息子」と話したではないか。
韓国選手はみんなで団結しよう。
オーノにこれ以上メダルを許すのはやめよう。
大きく変質したとはいうが、五輪の良さは純粋と熱情、アマチュアリズムにある。
人格未達者が英雄になるのは見苦しい。
それを阻止できるのは韓国選手だけだ。
李正宰(イ・ジョンジェ)中央SUNDAY経済・産業エディター
』
中央日報は韓国では朝鮮日報、東亜日報と並んでいる3大新聞。
そして「反日記事」で売り上げを支えている新聞。
でも、これやり過ぎのように思えるのだが。
● アポロ・アントン・オーノ wikipediaより
今回、オーノは前の2人の韓国選手が転倒したため、メダルを獲得した。
こういうことはショートトラックのスピードスケートには当たり前にあること。
ソルトレイクではビリから2番目にいたオーストラリアの選手がゴール寸前でなんと前の4人がコケたため金メダルに輝いた。
このときは見ていて笑ってしまったが、運不運も勝負のうち。
なんと彼の幸運で、オーストラリアは冬季オリンピック史上ではじめての金を獲得したのである。
その彼、今回のオリンピックにはコメンテーターとして参加している。
体操だって鉄棒から落ちることもあり、リレーだってあのアメリカのようにバトン渡しに失敗することもある。
それはそれで勝負である。
判断は見方によっていろいろあるだろうが、だからこそ審判団の評価は公正のものとして尊重すべきであろうと思う。
個人が述べるのはあくまで個人のこと。
いくら反日を新聞のメインに据えているとはいえ、これは公器としてのメデイアの「個人攻撃」であり、あってはならないことではないだろうか。
それにオーノは日系ではあるがアメリカ人であり、アメリカ選手として出場している。
日本人なら、「またやってら」と韓国人のやることは笑って大目に見てくれるだろうが、果たしてアメリカはどうか。
韓国の大手メデイアが他国選手に対して誹謗中傷を加え、
「表彰台に立たせるな!」
と、個人攻撃している。
果たして、こういうことは許されるのだろうか。
メデイアの品性として、全国新聞の出版の倫理規定に触れないのだろうか。
ちなみに「オーノ」についてはwikipediaにも載っている。
『
日本人のヘアスタイリスト大野幸(おおの ゆき)とアメリカ人の母親との間に生まれたが、幼少期に両親が離婚し、その後は父親に育てられた。
14歳の時に本格的にショートトラックを始めた。
2002年のソルトレイクシティオリンピックにアメリカ代表として出場。
男子1000メートルではオーストラリアのスティーブン・ブラッドバリーに次いで銀メダルを獲得。
男子1500メートルでは惜しくも2着でゴールしたものの、1着でゴールした韓国の金東聖が失格となり、金メダルを獲得した。
これに対して韓国側はオーノがオーバーリアクションをしたと抗議し、その後、韓国からの一方的な中傷・脅迫が相次ぎ、また、IOCやアメリカ大統領府などにサイバーテロがしかけられたため、FBIが韓国側に捜査協力を求める事態となった。
オリンピック後、数年経ったが、多くの韓国メディアは未だにオーノを「公共の敵」と批判している。』
せっかくキム・ヨナの演技を楽しみにしているのに、何か泥水を浴びせられたような気分である。
キム・ヨナの演技をユーチューブで。
『
世界選手権2009 フリープログラム
http://www.youtube.com/watch?v=DnQGniXWF7k
世界選手権2009 ショートプログラム
http://www.youtube.com/watch?v=b7zuzqwOfaE&feature=related
』
[◇ 中央日報の書き込み ◇]
『
smapsmap ちゃんは幼いねぇ
・・・・世の中のしくみをもう少し勉強した方が良いよ。
記事の質ははるかに朝鮮日報の方が良いし、ここに比べて記者の筆勢もある。
しかし、ここの反日記事は面白いから人が来る。
中央日報は朝鮮日報と違って「いつでも無料」で運営されている。
物事にタダということはない
・・・・つまり広告収入が入らなければ中央日報も困る。
最初から整理するよ。
①日報が反日記事を書く→
②smapsmapちゃんのいう嫌韓さんたちがやってくる→
記事がアホであるほど、嫌韓さんたちの滞在時間が増える→
③スポンサーからの広告収入が増える→
④そこで日報は喜んでまた反日記事を書く(振り出しに戻る)
・・・・だから君の行為は日報の経営者からすると、『営業妨害』になるのだよ~ン。
分かったかい??
<2009.09.24 中央日報 より>
』
[◇ その後の経過 ◇]
『
2010.02.22 08:58:36 ⓒ 中央日報
【冬季五輪】オーノ、韓国では‘公共の敵’、米国では‘伝説’
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126438&servcode=600§code=670
韓国では‘公共の敵’だが、米国では‘生きた伝説’になった。
米国の男子ショートトラック選手アポロ・アントン・オーノ(28)が21日(日本時間)に行われた1000メートル競技で銅メダルを獲得し、米国の冬季オリンピック(五輪)最多メダリストになった。
オーノは02年ソルトレークシティー(金1・銀1)、06年トリノ(金1・銅2)に続き、10年バンクーバーでは銀1・銅1個のメダルを獲得、通算7個(金2、銀2、銅3)となった。
米ニューヨークタイムズはこの日、オーノを‘冬の帝王’と表現し、この記録を大きく報道した。
従来の記録は女子スピードスケートのボニー・ブレア(金5・銀1)の6個だった。
しかしオーノに対する韓国ファンの印象は良くない。
02年大会の1500メートル決勝でオーノは‘ハリウッドアクション’でキム・ドンソンの失格を引き出し、金メダルを獲得した。
1000メートルで中国の李佳軍と争いながらアン・ヒョンスを引っ掛け転倒させたのもオーノだった。
今回のバンクーバーでもオーノは14日の1500メートル決勝で、ソン・シベクとイ・ホソクの衝突のおかげで銀メダルを獲得した後、「もっと失格者が出ることを望んだ」と韓国選手の失格を願っていたような発言をし、国内ファンの公憤を買った。
21日の銅メダル獲得で新記録をつくったオーノは「歴史的な夜」と言って喜んだ。
オーノは500メートルと5000メートルリレーでもメダルを狙う。
一方、冬季五輪最多メダリストは12個(金8・銀4)を獲得したノルウェーの男子クロスカントリー選手ベルン。
』
[◇ 結末 ◇]
500mでオーノはカナダ選手を突き飛ばす反則行為で失格。
その結果、ゴール寸前で転倒した韓国にメダルが回ってきて銀を獲得。
これも勝負のうち。
突き飛ばされたカナダ選手が銅を獲得。
金もカナダであった。
5000mリレーではアンカーを務めたオーノが激しく追い込んで3位に入った。
といっても、ゴール寸前に中国の選手がバランスを崩して大回りしてしまっただけなのだが。
これも、敵ミスの勝負である。
カナダ、韓国が金銀である。
オーノは通算8個のメダルをとったことになる。
「オーノ」を表彰台に立たせるな!、
は一勝二敗であった。
● 花いろいろ