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● 「朝鮮日報」より
さて、いよいよ今日はフリープログラムである。
ショートプログラムを見ているかぎり、キム・ヨナである。
よっぽどのミスを犯さないかぎり不動である。
まさに女王「キム・ヨナ」である。
ところで気になったことがある。
コスチュームだが、キム・ヨナの衣装はこれも完璧である。
黒を基調としたサイドベンツであり、一部のスキもない。
おそらくスタイリストがいいのだろう。
対する浅田真央だが、これどうにもやぼったい。
一昔前のヒラヒラハデハデ・イナカスタイルである。
なんで、こんなデザインしかできないのだろう。
まともなデザイナーはいないのかと悲しくなってくる。
そういえば、日本のデザインはだんだん悪くなってくる。
というより、ほとんどデザインを気にしなくなってきている感じがする。
それだけ自信がついてきているということであろうか。
また車の話だが、たとえばトヨタのデザインはメチャ悪い。
というより、日本車全体が悪い。
対する韓国車のデザインは実にいい。
垢抜けている。
「エコ:echo」という車がある。
ヤリス:yarisの前身だ(ヤリスは日本名ではヴィッツである)。
このエコをはじめてみたとき、
「ひでえ車だ、トヨタにはデザイナーはいないのか!」
と思った。
後ろからみると左右のランプ部分が持ち上がっている感じで、みているだけで肩が凝りそうになる車であった。
エコを運転する人はみな、ピップエレキバンのお世話になっているのではないかとつまらぬ心配をしたほど。
トヨタはどの車をみてもスタイルが悪い。
でも売れている。
デザインで売る時代は過ぎ去ったということであろうか。
もはや「スカイライン時代」は遠い過去のものになったようである。
あるいは、あのルーズソックスに出会ったときは、モモの木であった。
短足の日本人にルーズソックスは絶対に似合わない。
が、若い人にはそれがスタンダードになってしまった。
彼らは自信をもって使っている。
つまり、短足であろうとなんであろうと、本人が納得すれば周囲の眼など気にしなくなってきている。
それだけ自分に自信を持ちつつあるということだろう。
ここにはワーキングホリデイの若者がたくさんいる。
そのなかで、もっともみすぼらしい恰好をしている若者は日本人。
みすぼらしいというより、ほとんど身なり身だしなみに頓着しない。
南国のこと、なんでも着てればいいというのが日本人。
これ、男でも女でも同じ。
ところが韓国の若者は、ピッチリしている。
女性なら整形手術が当たり前のお国柄。
服装の乱れなどない。 中国人はまだちょっと垢抜けない。
つまりここで若い女性を見て、しっかり化粧をしているなら韓国人。
なんともみすぼらしいく乞食と見間違えるのが日本人。
ちょっと垢抜けないのが中国人。
見た目ではわからない出身国だが、そんなところから識別できることもある。 日本は「デザイン貧困時代」に突入してしまったということであろうか。
ユニクロがはやるということは、さほどデザインにこだわらなくなったということあろう。
言いたいのは、あのコスチュームでは浅田が「可哀想だ」ということである。
いくら技術やダンシングが採点基準だからといっても、やはりギャルにはそれなりの衣装ですべって欲しいものだと思ってしまうのだが。
だんだん「美」の基準が乖離してきている。
いやだね、「インキョ・モード」は。
● 花いろいろ
【真っ赤に燃えた、太陽だから】
[◇ 2010-04-04]
デザインに関して朝鮮日報の記事がありました。
『
記事入力 : 2010/04/04 09:17:13
中小型車のデザイン、決め手は「後ろ姿」
http://www.chosunonline.com/news/20100404000003
http://www.chosunonline.com/news/20100404000004
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近ごろの中小型車は、後ろからの見た目がすっきりした車の人気が高い。
そのため自動車メーカー各社は、「お尻」が可愛らしく洗練された車をデザインすることに集中している。
■「お尻」がきれいな車に人気
プジョー3008は、全体的には典型的なプジョーのデザインだが、矢尻をかたどった広いテールランプが、同車の後面デザインを一層際立たせるポイントとなっている。
また側面は、車体が地面と密着しているかのように見えるデザインが施されている。
バランスが取れた比率と、ダイナミックかつ強靱(きょうじん)なボディラインは、同車の革新性をよく表現している。
ボルボC30も、「お尻」がきれいな車に属している。
ボルボのエントリーモデルながらコンパクトで洗練された外観のため、女性ドライバーに人気が高い。
特に、全面ガラスの可愛らしいテールゲートデザインが際立つモデルだ。
C30の後面は、馬てい型のテールランプとガラスハッチが広々とした開放感を与えるデザインになっている。
時間が過ぎても美的価値が変わらないスカンジナビアン・デザインの哲学が、未来志向的なイメージで表現されている、との評価を受けている。
C30は、ドイツの「2006ゴールデン・ステアリング・ホイール賞」小型車部門で第1位に輝いた。
BMWが送り出した120dの後面デザインも、スポーティーかつ運転の楽しさを満喫させてくれる外観デザイン、と評価されている。
後面デザインは、安定的ながらしっかりとしていて、ぎゅっと詰まった印象を与える。
加えて、強力でダイナミックなクーペデザインと、素早いハンドリング、躍動的で効率的な走行性能により、1シリーズは2003年に全世界で約75万台が売れるベストセラーとなった。
BMW1シリーズクーペは、数々のデザイン関連の賞を獲得し、ヨーロッパや北米市場の若者層の間で大ヒットを博している。
■韓国車も進化
最近、韓国車の後面デザインも徐々に洗練され、美しくなっている。
一見すると、BMW7シリーズを縮小したかのような印象を受けることも多い。
ルノーサムスンのニューSM5の後面デザインは、第1世代のSM5よりさらに一歩進化した。
後面は優雅で洗練されており、慎重な印象を与える。
ニューSM5は、ヘッドランプからバンパーとフォグランプに至るデザインキャラクターラインにより、さらに洗練された前面部を演出している。
側面の躍動的なキャラクターラインと高いベルトラインは、ガラス窓とボディのダイナミックな比例をさらに強調することにより、側面デザインの諸要素をスピード感ある形で表現した。
また、ルノーサムスンの車としては初めて、「台風」ロゴを使用し、プレミアム・イメージとアイデンティティーを強調した。
YFソナタの後面デザインも、やや目をつり上げたような姿を連想させる。
一見、BMW5シリーズの後面と似ているという印象をふと抱きもする。
秀麗なボディラインが後部で丸く集められたスタイルになっており、安定感がある。
■さまざまな輸入車の後面デザイン
メルセデス・ベンツ・ニューEクラス後面部フェンダーのデザインは、メルセデス・ベンツの伝統がうかがわれる1953年の「Ponton」モデルのデザインを継承、現代的に再解釈した。
また、後面部コンビネーションランプを採用し、洗練された印象を与えるだけでなく、後面部コンビネーションランプが側面まで回り込むようデザインされている。
ニューアウディQ7は、「未来のアイコン」というビジョンに基づき、シンプルながらクラシックなデザインに重点を置いている。
特有の流線型ボディラインとシングルフレームのグリルデザインにより、優雅さ、進歩性、ダイナミックさを強調してきたアウディは最近、ヘッドライトやサイドミラーをはじめ、テールライトにもLED(発光ダイオード)を採用し、ほかのブランドとは明らかに違う次世代デザイン要素として活用している。
トヨタRAV4モデルの後面は、伝統的なSUV(スポーツタイプ多目的車)の姿をしている。
LEDのテールライトや外部シェル内に装着されたスペアタイヤ、ドアハンドルとフェンダーフレア、フォグランプ、ルーフレールとクロスバー、リアシートのプライバシーウィンドウなど、伝統的な枠組みを保つことで、タフなイメージを十分に生かした。
日産ムラーノのデザインコンセプトは、「モダンアート」だ。
同車の後ろ姿にも、大胆なデザインが余すところなく生かされている。
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