_
● コウモリ
歩道脇の民家のパームツリーにいるコウモリ。
デカイです。
ここが好きなのでしょうか。
ちょくちょく見かけます。
が、そのわけがわかりました。
この枯れた木の実を食べているのです。
でも昼間。
知識では夕方から活動するはずではなかったか。
Wipikediaから。
『
コウモリ(蝙蝠)は、脊椎動物亜門 哺乳綱 コウモリ目に属する動物の総称である。
コウモリ目は翼をもち、完全な飛行ができる種類である。
多くの鳥類と同様、はばたくことによって飛行するが、鳥類の翼と異なり、コウモリの翼は飛膜と呼ばれる伸縮性のある膜でできている。
哺乳類では他にムササビなどが飛膜を広げて滑空するものの、完全な飛行をするのは哺乳類中でもコウモリ目のみ。
コウモリの前足は、親指が普通の指の形で鉤爪あることをのぞけば、すべて細長く伸びている。
飛膜はその人差し指以降の指の間から、後ろ足の足首までを結んでいる。
腕と指を伸ばせば翼となって広がり、腕と指を曲げればこれを折りたたむことができる。
さらに後ろ足と尾の間にも飛膜を持つものも多い。
また、鳥と異なり、後ろ足は弱く、立つことができない。
休息時は後ろ足でぶら下がる。
前足の親指は爪があって、排泄時など、この指でぶら下がることもできる。
また、場合によってはこの指と後ろ足で這い回ることができる。
一般にコウモリといえば西洋では吸血鬼につながるイメージがあるが、実際には他の動物の血を吸う種(チスイコウモリ)はごくわずかであり、たいていは植物(主に果実)や虫を食べる。
東洋では歴史的にコウモリを嫌忌する伝統はない。
むしろ中国語で「蝙蝠」の音が「偏福(福が偏って来る)」に通じるため、幸運の象徴とされている。
ココウモリ類は超音波を用いたエコーロケーション(反響定位)を行うことでよく知られている。
種によって異なるが主に3万~10万ヘルツの高周波を出しその精度はかなり高く、ウオクイコウモリのように微細な水面の振動を感知し、水中の魚を捕らえるものまでいる。
コウモリの存在する地域における夜行性の昆虫やカエルなどはエコーロケーション対策となる器官や習性を持つものも多く、その生態系ニッチの大きさが伺える。
竹ざおの先に鳥もちを付けてそれに振って、コウモリをおびき寄せ接着させ捕獲することができる。
しかしコウモリは、狂犬病のウイルスを持っている可能性がある(なお、日本では1956年以降の狂犬病の発症例はない)ので、特に日本以外で子供などが安易に遊びで捕らえるのは避けたほうが良い。
熱帯においては、花の蜜や花粉を食べる種があるため、それに対する適応として、花粉の媒介をコウモリに期待する、コウモリ媒の花がある。
』
いろいろなビデオを。
『
【ナショジオ】コウモリ VS. ナマズの死闘
http://www.youtube.com/watch?v=3jGrUcrZgH8
【ナショジオ】仲間を食べるコウモリ
http://www.youtube.com/watch?v=S7gKLPFqYoo
』
では、その食事中のコウモリを。
二羽(二匹)います。
もうすこし知識を仕入れたいときは下記へ。
『
コウモリ初級編 系統班 コウモリってなにもの!?
http://www.evolution.bio.titech.ac.jp/f_research/phylo/p02_bat1.html
http://www.evolution.bio.titech.ac.jp/f_research/phylo/p03_bat2.html
空を飛ぶ哺乳類
----------------------
コウモリは空を飛びます。
しかし鳥でも虫でもなく、ほ乳類です。
母親のおなかから生まれてすぐに、ミルクを飲んで育ちます。
私たち人間と同じほ乳類です。
数えるときには、 一羽二羽三羽・・・といわずに一頭二頭・・・とか、一匹二匹・・・・といいます。
空を飛べるほ乳類はコウモリだけ。
ムササビやモモンガは、滑空はできるけれど空を自由に飛び回ることはできません。
世界中のほ乳類約4000種 のうち約1000種はコウモリ。
つまり、ほ乳類の種数の1/4はコウモリということになります。
日本にはコウモリが33種います。
これは日本に住む陸生ほ乳類約100種類の1/3にあたります。
コウモリは、大きいコウモリと小さいコウモリの二つのグループに分けられます。
大きい コウモリは全体の18%、残りはみんな小さなコウモリのグループに入ります。
<大きなコウモリの特徴>
◆目は大きく、よく見える
◆夕方まだ明るいうちから活動し、超音波は出さないものが多い
◆果実や花粉、蜜などを好んで食べる
◆熱帯、亜熱帯に分布する
<小さなコウモリの特徴>
◆目は小さく、よく見えない
◆夜行性で超音波を出す
◆ガなどの昆虫を食べるものが多い
◆世界中に分布する
<略>
』
でも、日差しの強い昼間、ずうずしくも歩道脇の木にぶら下がってエサをついばんでいるとは。
日暮れときからというのが、常識だろうが。
「あきれたコウモリ」である。
【◇ 補 ◇】
その後にまた撮った。
目玉を開けてこちらをみていた。
場所は歩道に面した民家のヤシの木の上。
よって、丸見えの場所。
ちょっとコウモリが休むには勝手が悪いはずだが。
ジーと見ていたら、歯を剥き出した。
相当、はなれているのだが。
● 花いろいろ