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● バンジョー (Australovenator、アウストラロベナトル) [Wikipedia]より
● マチルダ (Diamantinasaurus、ディアマンチナサウルス) [Wikipedia]より
ホエール・ウオッチングの次にくるものは。
それがこれ。
「恐竜を探そう」
『
25today 科学 - 2010年8月13日
http://www.25today.com/news/2010/08/qld_263.php
QLD、素人古生物学者も参加
1億年前の恐竜の化石発見に
QLD州アウトバックで子供や大人も参加して、1億年前の恐竜の化石探しが始まる。
「Australian Age of Dinosaur(オーストラリアの恐竜時代)」と名付けられたこの発掘調査は、ブリスベンから北西に1400km離れたウィントンの西にある羊牧場の敷地で3週間かけて続けられる。
この発掘調査には、古生物学者に約40人の子供と大人も加わり、恐竜の化石発掘を実地に体験する。QLD博物館の古生物学者、スコット・ホックナル博士は、
「4年前に恐竜2頭の化石が見つかった場所で発掘を続ける。
そこでは
肉食恐竜のバンジョー (Australovenator、アウストラロベナトル:恐竜竜盤目獣脚亜目カルノサウルス下目アロサウルス科 ) と
大型の草食恐竜のマチルダ (Diamantinasaurus、ディアマンチナサウルス:恐竜竜盤目竜脚亜目竜脚下目ティタノサウルス科)
の化石が見つかっている」
と語った。
アウストラロベナトルは、白亜紀晩期に東アジア大陸にいたヴェロキラプトルのオーストラリア版とされており、チータのように敏捷で前足には3つのかぎ爪があったとされている。
草食恐竜のディアマンチナサウルスは、アウストラロベナトルの餌食になっていたと想像されている。
バンジョーはバンジョー・パターソンにちなんで名付けられ、マチルダはパターソンが書いた「ワルツィング・マチルダ」にちなむ。
パターソンはこの歌を1885年にウィントンで書いた。
ホックナル博士は、
「この発掘調査は、一般公開しているが今回はすでに定員に達している。
参加には科学知識などなくてもいい。
私たちが3週間の作業の間に全員をモダンな古生物学者に仕立て上げる」
と語っている。
また、
「4年前の発見まで、オーストラリアには恐竜はいなかったということになっていたが、化石の発見でその定説が崩れた。
しかし、実際には1億年前の大陸内海のおかげで大陸北東部は恐竜の化石の宝庫だ。
QLD州西部どこにでも矢を立ててみればいい。私が必ずそこに恐竜の化石を見つけてみせる」
と語っている。
調査は8月15日から9月4日まで。(AAP)
』
恐竜といえば、あの映画「ジュラシック・パーク」を想い出す。
原作は「マイクル・クライントン」
この人の作品はいろいろ読んだ。
たとえば「ミクロの決死圏」など。
ジュラシック・パークの予告編を。
『
ジュラシックパーク全編
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=792683
』
オーストラリアの恐竜についてはあまり知らないので、こちらで基礎知識を。
『
ナショナルジオグラフィック ニュース National Geographic News July 7, 2009
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009070701&expand#title
オーストラリアで新種の恐竜の化石が発見された。
イラストは、「ディアメンティナサウルス・マチルダ(Diamantinasaurus matildae)」の復元図。
全長およそ18メートルの化石は大型竜脚類と分類され、オーストラリア、クイーンズランド州の内陸北東部の町ウィントンで 2006年に発掘された。
他の竜脚類“クランシー”に加え、“バンジョー”と名付けられた肉食の獣脚類もこの場所で見つかっている。
3種の恐竜は、オーストラリアの詩人“バンジョー”パターソン(Andrew Barton “Banjo” Paterson)の名と彼が作詞した「ワルチング・マチルダ」にちなみ、それぞれ
“マチルダ”、
“バンジョー”、
“クランシー”
と命名された。
州都ブリスベンにあるクイーンズランド博物館の地球科学部門で主任を務め、今回の発掘にも参加した古生物学者スコット・ホックナル氏は、
「マチルダは9800万年前の地層から発掘された。オーストラリアで新種の竜脚類の化石が発見されたのは75年ぶりのことだ」
と語る。
化石は2009年7月3日、ウィントンの恐竜博物館(Australian Age of Dinosaurs Museum of Natural History)で展示が始まった。詳細については「PLoS One」誌の最新号に掲載されている。
● クランシー
● バンジョー
』
発掘調査は一般公開されており、3週間にわたって行われるが、すでに定員に達しているという。
これは、きっとビッグなものになっていくであろう。
日本は古蹟発掘ブームなので、あと数年もすると、どっと押しかけてくるのではないだろうか。
でも3週間は無理だろうか。
1週間くらいなら、というところか。
川崎悟司さんという方のイラスト集がありました。
『
(バンジョー)アウストラロベナトル(Australovenator)・川崎悟司イラスト集
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/ausutorarobenatoru.html
分類 恐竜・竜盤目・獣脚亜目・カルノサウルス下目・アロサウルス科
生息年代 白亜紀後期
生息地域 オーストラリア
全長 6m
ティタノサウルス類の ディアマンティナサウルスやウィントノティタンと同じ場所で化石が発掘されました。
中型の肉食恐竜で身軽で動きが速く。
前肢にはそれぞれ3本のかぎ爪を備えており、狩りの武器に役立てたといわれています。
フクイラプトルと カルカロドントサウルスなどと類似性があり、カルカロドントサウルス類の祖先である可能性もあるといわれています。
(マチルダ)ディアマンティナサウルス・川崎悟司イラスト集
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/dhiamanthinasaurusu.html
分類 恐竜・竜盤目・竜脚亜目・竜脚下目・ティタノサウルス科
生息年代 白亜紀後期
生息地域 オーストラリア
全長 18m
9800万年前、古代の超大陸ゴンドワナから分離する、直前のオーストラリアで生息していた大型の竜脚類です。
南米に生息していた サルタサウルスの近いティタノサウルス類といわれています。
体形はずんぐりしており、同じ場所で生息したとみられる同じくティタノサウルス類である ウィントノティタンは体高が高く細身な体形をしており対照的です。
』
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